2009年8月17日月曜日

盛夏の畑は満員御礼!

8月2日。10日ぶりに訪れた畑では、どの作物も見違えるほどに急生長していた。だが、この時期に活気づくのは野菜ばかりじゃない。昆虫類から両生類、軟体動物まで、われらが畑は生きものたちのパラダイスと化していた。

●今月の「かわいい!」

正式名称はニホンアマガエル。雨続きで湿度が高いこの日、畑とその周辺で数多く見かけた。その姿は愛嬌たっぷり。「食べごと」の女性陣には「や〜ん、かわいい!」と大人気だ。畑の「困ったちゃん」である小昆虫を食べてくれる、小さな「助っ人くん」でもある。

だけど、知っていましたか? アマガエルは皮膚の粘液に微量の毒を含んでいるのだとか。私などはそうとは知らず、幼い頃からアマガエルを見るたびに捕まえて遊んでいたな、へいちゃらで。まぁ、彼らとのふれあいにことさら神経質になる必要もないと思うが、傷ついた手でふれたり、アマガエルにさわった手で目をこすったりしないほうが無難のようだ。

●見返り美人

雨模様の蒸し暑い日に活動が活発になるカタツムリ。長く伸ばしたうなじのラインが色っぽい。ちなみにカタツムリとは、殻を持つ陸生の貝類の一般的総称で、生物学上はカタツムリという生きものは存在せず、種類ごとに和名のおしりに「マイマイ」を付けて「**マイマイ」と呼ばれるものが多い。

●困ったちゃん、ふたたび!

前回、ご紹介した「困ったちゃん」ことセスジスズメの幼虫。本日見かけたのはこのコ一匹だけ。あの時、目に付いたすべての幼虫を捕殺したつもりだったが、目立たぬ若齢幼虫か卵を見落としていたのだろう。こんなに丸々と育っちゃって!

頭部〜胸部をクローズアップ。う〜ん、見れば見るほど、目玉模様が芸術的。

0 件のコメント:

コメントを投稿